ブログ

ラハゴルフインドアゴルフ練習場ゴルフスクール

【初心者必見】ラウンドでの基本マナーを知っておこう

【初心者必見】ラウンドでの基本マナーを知っておこう

ゴルフを始めたばかりの方にとって、ラウンドでのマナーは気になるポイントの一つではないでしょうか。
ゴルフは他のスポーツと比べて、独特のマナーや決まりごとが多いスポーツです。

今回は、初心者の方でも安心してラウンドを楽しめるよう、基本的なマナーについて詳しく解説します。

ラウンド前に押さえておくべき基本マナー

ゴルフは紳士のスポーツと呼ばれるだけに、プレー以外でも守るべきマナーが数多くあります。
特に初めてのラウンドでは、準備や時間管理、服装などの基本的なマナーをしっかりと押さえておくことが大切です。

スタート前の準備と時間管理

ゴルフでは時間に余裕を持った行動が重要です。
スタート時間の60分前にはゴルフ場に到着し、チェックインや着替えなどの準備を済ませましょう。
スタート10分前にはティーイングエリアに到着し、同伴者への挨拶も忘れずに。
ティーショットの順番は「スタート抽選器」で決定します。

また、多くのゴルフ場には練習場やパッティンググリーンなどの設備が整っています。
施設が充実しているコースでは練習時間が足りないと感じることも。
充実した練習時間を確保するためにも、早めの到着を心がけましょう。

適切な服装と携行品

ゴルフ場では清潔感のある服装が求められます。
ジャケットに襟付きシャツ、スラックスを基本とし、カジュアルすぎない装いを心がけましょう。
例えば、グレーのテーラードジャケットにホワイトタートルネック、ネイビースラックスを合わせた組み合わせがおすすめです。

持ち物は、ゴルフクラブやボール、ティー、グリーンフォーク、マーカー、グローブ、シューズ、タオルなどが必須です。
さらに快適なラウンドのために、日焼け止めや帽子、着替え、雨具、ドリンク、軽食なども用意しておくと安心です。
これらの準備を整えることで、充実したラウンドを楽しむことができます。

ティーイングエリアからフェアウェイでのマナー

ゴルフコースでは、プレーヤー同士が気持ちよくラウンドを楽しめるよう、様々なマナーが存在します。
特にティーイングエリアやフェアウェイでは、他のプレーヤーへの配慮とコースの保護が重要となります。

ショット前後の立ち振る舞い

他のプレーヤーがショットを打つ際は、最大限の配慮が必要です。
アドレスに入ったら、キャディーバッグからクラブを出し入れする音や会話は控え、ショットを打つ人の視界に入らない位置で静かに待ちましょう。
写真撮影をする場合も、シャッター音はオフにし、打ち終わってから撮影するのがマナーです。

また、スムーズなプレー進行のために「プレーファースト」の意識を持つことも大切です。
これは後続組のホールアップを防ぐための基本マナーで、同伴者がショットを打っている間に、自分のクラブの準備やライの確認を済ませておくことがポイントです。

コース保護と安全管理

ゴルフコースを良好な状態に保つため、プレー中に発生した傷跡は必ず修復しましょう。
芝生の傷(ディボット)は元の位置に戻して踏み固め、バンカーの跡はレーキで平らにならします。
グリーン上の凹み(ピッチマーク)は、専用のフォークを使って外側から中心に向かって修復します。

安全面では、前の組との適切な距離を保つことが重要です。
万が一、ボールが他のプレーヤーに向かって飛んでいく可能性がある場合は、すぐに「フォア!」と大きな声で警告を。
この声を聞いたら、直ちにしゃがんで頭を守る行動をとりましょう。

これらのマナーと安全対策を守ることで、すべてのプレーヤーが快適にゴルフを楽しめる環境が作られます。

グリーン上での基本エチケット

グリーン上は、ゴルフのプレーの中でも特に繊細な場所です。
ここでの振る舞いは、他のプレーヤーのパッティングに大きく影響を与えるため、細心の注意を払う必要があります。

ラインを守る・静粛さを保つ

グリーン上での最も重要なマナーは、他のプレーヤーのパットラインを踏まないことです。
パッティングを始める人からできるだけ離れた位置に立ち、移動が必要な場合は、ボールとカップをつなぐライン上を避けてボールの後方を回るようにしましょう。
また、走ったり強い衝撃を与えたりせずに、静かに移動することも大切です。

さらに、グリーンは最も神経を使う場所なので、お互いが集中できる環境を作ることが重要です。
パッティングを始める人の近くでは余計な移動を避け、会話も控えめにしましょう。
カップインした際も、カップ周りの芝を踏まないよう、できるだけ離れた位置から手を伸ばしてボールを取るのがマナーです。

旗竿・ボールマーク処理の手順

2019年のルール改正により、パッティング時にピンを立てたままでもペナルティはなくなりました。
ピンを外して打つ場合は、パッティングの邪魔にならない場所に移動させ、スムーズに進行できるよう、お互いに確認しておきましょう。

ボールマーク(ピッチマーク)の修正は、グリーンフォークを使って外周から内側に向かって芝を寄せるように行います。
自分のボールマークだけでなく、目についたものも進んで直すことが望ましいマナーです。
これにより、グリーン上でのプレーがスムーズになり、すべてのプレーヤーが気持ちよくゴルフを楽しむことができます。

まとめ:ラウンドを楽しむために、基本マナーを意識しよう

ゴルフのマナーは、一見複雑に感じるかもしれません。
しかし、時間管理や服装、プレー中の振る舞い、そしてコース保護など、すべては気持ちの良いラウンドのために存在しています。
これらの基本マナーを意識することで、同伴者やコースへの配慮が自然とできるようになり、より充実したゴルフライフを送ることができるでしょう。
ぜひ、この記事で紹介したマナーを実践しながら、ゴルフの魅力を存分に味わってください。