インドアゴルフとは？メリット・デメリットを徹底解説

「最近よく聞くけど、インドアゴルフって何？」
「インドアゴルフで本当に上手くなれるの？効果があるの？」
「インドアゴルフと打ちっぱなしはどっちがいいの？違いは何？」
「ゴルフを始めてみたいけど、何から始めたらいいの？おすすめの練習法は？」

インドアゴルフに関心があっても、実際に始めるとなると不安や、疑問に思うことも多いですよね。
本記事ではインドアゴルフのメリット・デメリットを徹底解説していきます。

インドアゴルフとは

ゴルフ練習場と言えば、よく郊外にある打ちっぱなしを思い浮かべる方がほとんどだと思います。
打ちっぱなしは屋外の練習場で、正しいスイングや、ボールをまっすぐ飛ばすことなどを目標にして、基礎的なゴルフ練習をします。
しかし、ゴルフ練習場には、もう1種類あります。

それがインドアゴルフです。

室内でゴルフの練習をすることをインドアゴルフと呼びます。
打ちっぱなしとは違い、冷暖房が完備された室内で、設備の整った状態でゴルフをします。
住宅街や駅の近くなど交通の便が良いところにあることも多く、全国的に店舗数も増加しています。
また、コロナ禍のゴルフブームや、機器・システムの進化もあり、若い方や新しく始める方が増え、インドアゴルフの市場規模は拡大しています。
打席の前にネットやスクリーン、プロジェクターが置かれていて、シミレーターなどの設備も整っていて、レッスンを受けることも可能で、初めての方でも安心して通えます。

個室でプライベートレッスンを受けられる店舗もあり、初心者から上級者まで、幅広い方に注目されています。

インドアゴルフのメリット

最近注目度が高くなっているインドアゴルフですが、大きく分けるとインドアゴルフのメリットは、以下のように7つあります。

インドアゴルフについて理解を深められるよう、ひとつずつ詳しく紹介していきましょう。

駅などの近くにあり、通いやすい

インドアゴルフ練習場は、駅などの交通拠点の近くや住宅街などの通いやすい場所にあることが多いです。
仕事帰りや、買い物に出かけたついでに立ち寄ることもできます。
また、クラブの預かりサービスや貸し出しサービスのある練習場であれば、手ぶらで立ち寄ることもできます。
そのため、少し時間が空いたから練習してみようということもできるでしょう。
屋外の練習場である打ちっぱなしは、広い敷地が必要なため、多くが郊外にあります。
交通手段が少なく、車での移動が必要な場合もあり、通うには不便と感じることもあるでしょう。
ゴルフを上達させるには、練習量を増やし、習慣化することも大切なので、通いやすいインドアゴルフがおすすめです。

天気や季節に左右される心配がない

インドアゴルフ練習場の環境は、冷暖房が完備されている室内です。
暑い日や寒い日、雨や風が強い日でも、快適にストレスなく練習できます。
屋外練習場であれば、虫よけや紫外線、花粉対策などが必要ですが、インドアゴルフはそんな準備は不要です。
インドアゴルフは周囲の環境に振り回されずに、いつでも練習に集中できます。

料金が割安

インドアゴルフ練習場は、定額制であることが多く、料金の相場は月額10,000円から20,000円です。
安い所では通い放題でゴルフクラブやシューズの貸し出しもあり、月額5,000円と設定されていたりもします。
月に何度も通えれば、1回あたりの料金はかなり安くなります。
また、駅の近くや住宅街にあることが多いため、自宅近くの店舗を選べば交通費を抑えることもできます。
打ちっぱなしの相場は場所によっても大きく異なりますが、1回2,000円から3,000円ですので、1週間に1度くらいのペースで通う方はインドアゴルフのほうがお得でしょう。

予約制で混雑を気にしなくていい

インドアゴルフ練習場の多くは事前に予約が必要です。
そのため、練習場に到着したのに、練習が開始できない、順番を待たなければならないという状況にはなりづらいでしょう。
さらに、事前に混み具合を確認することもできます。
打ちっぱなしの場合、特に天気の良い日には利用者が多いため、混みあうことがあります。
インドアゴルフは予約制であることで、ストレスなく練習をすぐに始められます。

正しいスイングが身につく

多くのインドアゴルフ練習場では、スイングの撮影と解析ができる高度な機器が設置されています。
スイングを撮影した後に、スイングの軌道やスピードなどの感覚では分からない部分を映像や細かいデータで確認ができます。
自分のフォームを確認した後に、修正しながら練習できるので、力んで悪い癖がつく心配もないでしょう。
打ちっぱなしで、ただやみくもに打つよりも効率よく練習ができるので、短期間で成果を上げることも可能です。
フォームを改善したい、安定した最適なフォームを見つけたいという目的のある方はぜひ活用してみてください。

ボールの弾道測定ができる

多くのインドアゴルフ練習場では、ボールの飛距離や方向、スピン量などを解析できる弾道測定器が設置されています。
室内であっても、打ったボールがどの方向にどのくらい飛んだのかを数値で確認できます。
弾道の癖などを見抜くこともでき、内容の充実した練習ができるでしょう。

打ちっぱなしなどの屋外の練習場では、自分の打球を見失ってしまうこともありますが、インドアゴルフ練習場ではそんな心配は不要です。
弾道測定器を使用しながらフォームを修正し、芯を捉えた正しいスイングを身に付けましょう。

ドライバーを試打できる

インドアゴルフ練習場では、ゴルフクラブの貸し出しサービスをしているところが多いです。
種類も豊富であるため、レベルに合わせて自分に合ったゴルフクラブを探せます。
また、最新のドライバーなどを試打できる店舗もあります。

インドアゴルフのデメリット

天気や季節の影響を受けずに、ストレスなくゴルフに集中できるのがインドアゴルフ練習場ですが、インドアゴルフ練習場ならではのデメリットもあります。
インドアゴルフのデメリットも詳しく紹介していきましょう。

実際のボールの軌道を確認できない

インドアゴルフ練習場には、打席の目の前にネットやスクリーン、プロジェクターが置いてあります。
スクリーンには打球の飛距離や方向などについての細かいデータと、そのデータをもとに解析された打球の映像が映し出されます。
しかし、その映像はあくまでもデータから再現されたものであり、実際のボールの軌道を確認できません。
最新の機器で解析された精度の高い映像が映し出されていますが、本物のボールの打球とは体感が異なります。
ボールを打った感覚に対応する飛距離や方向をとらえるのは難しく、実際の打球の感覚を身に付けるのは難しいでしょう。

インドアゴルフのみで、様々な感覚を養い、スキルアップをするというのは初心者には厳しいかもしれません。

シミュレーターによって飛距離が変わる

インドアゴルフで使用されるシミュレーターは、実際のゴルフコースと異なる環境でプレイするため、飛距離に影響を及ぼすことがあります。
シミュレーターはセンサーやソフトウェアでボールの動きを解析し、飛距離や方向性を計算しますが、これらのシステムの精度は設備によって異なるため、実際の飛距離とは乖離が生じることがあります。
また、インドアゴルフでは風や気温、湿度などの自然環境が再現されないため、これらの要素が飛距離に与える影響を体感できません。
このため、実際のコースでのプレイと比較して、シミュレーター上での飛距離が実際よりも長く出たり短く出たりすることは大きなデメリットといえます。

レンジボールを使っている場合が多く、実際の飛距離と変わる場合がある

インドアゴルフ施設では、耐久性や安全性を考慮して、通常のゴルフボールとは異なるレンジボールを使用することが多くあります。
レンジボールは、一般的なゴルフボールと比較して、硬度や質量が異なる場合があり、これが飛距離に影響を与える要因となります。
特に、レンジボールは打撃感や反発力が異なるため、同じ力で打っても実際のゴルフボールとは異なる飛距離を記録することがあります。
これにより、インドアゴルフでの練習が実際のコースでのプレイに直接的に反映されにくいという問題が生じることがあります。

結果として、プレイヤーは実際のゴルフコースで使用するボールとの違いに対応するため、追加の調整を必要とする場合があります。

居住地区によっては通いにくい

インドアゴルフ練習場は、駅などの交通拠点の近くや住宅街などの通いやすい場所にあることが多いです。
そのため、都市部や市街地に住まいや勤務先などがあれば、近くにインドアゴルフ練習場があると思います。
しかし、地方や地域によってはインドアゴルフ練習場がない場合もあります。

場所や設備の充実度、料金などの様々な点を考慮し、自分に合った練習法や練習場を選択しましょう。

まとめ

ここまで、インドアゴルフのメリットとデメリットを皆さんにとって1番身近な打ちっぱなしと比較しながら紹介してきました。
これからゴルフを始める方、始めたいと思っているけどどんな練習をしたら良いかわからない方、ゴルフがもっと上手くなりたい、スイングを改善したいと思っている方、皆さんにインドアゴルフをおすすめします。
インドアゴルフは皆さんの悩みを解決できると思います。

上達するためにはゴルフに触れる時間をできるだけ多くとり、ゴルフの練習を習慣化する必要があります。
まずは、インドアゴルフを始めてみてください。

そして、自分に合った練習法を見つけてください。