ゴルフコースでも熱中症は要注意!熱中症対策はアイテム準備とインドアゴルフ
目次
夏のゴルフはスコアよりも暑さ対策・熱中症対策が重要
ゴルフは、1年を通して雄大な自然の中で楽しめるスポーツとして、老若男女問わず人気がありますが、夏のゴルフは暑さへの対処が気になるところです。近年は夏場だけでなく、5月頃から10月頃まで気温が30度を超える日があります。だからこそ、安全にラウンドを楽しむためには、暑さ対策・熱中症対策が必要です。
今回は、具体的にどのような対策をとればいいのかをゴルフのプレースタイルや暑さ対策・熱中症対策から見ていきましょう。
暑さを避けられるプレーが可能なゴルフ場選び
暑さを避けたプレーが可能なゴルフ場を選んで暑さ対策をしましょう。アーリーバード、ハーフプレー、トワイライト~ナイターゴルフのような暑さを避けられる時間帯で、ラウンドが可能なゴルフ場を選べば、夏でも快適にプレーすることも可能です。
アーリーバード:早朝からラウンドを開始することをいいます。早朝であれば、まだ気温が低く、湿度も比較的低いため、熱中症のリスクを避けられるだけでなく、体力の消耗も抑えられるでしょう。
ハーフプレー:通常の18ホールではなく、半分の9ホールをプレーすることをハーフプレーといいます。プレー時間を短縮することにより、日差しや暑さから身体を守ることに繋がります。
トワイライト~ナイターゴルフ:トワイライトプレーは、夕方の涼しい時間帯からプレーするスタイルで、ナイターゴルフは夜間に照明を使用してプレーするスタイルです。どちらも暑い時間帯を避けられ、紫外線のリスクが大幅に軽減されるため、日焼けによるシミやそばかすが気になる女性ゴルファーにもおすすめ。
夏はキャディを付けるのがおすすめ
キャディ付きプランであれば、体力を温存しながらラウンドすることも可能です。キャディはプレーのサポートをしてくれる存在で、効率よく回れるアドバイスもしてくれるので、体力温存、熱中症対策に繋がるでしょう。
またキャディからは、コースの攻略法、ラインの読み方、クラブ選びについてのアドバイスやサポートもあります。暑さ対策だけでなく、ベストスコア更新、スキルアップにも繋がるメリットもあるため、キャディ付きプランはおすすめです。
暑さ対策・熱中症対策の5つのポイント
夏のゴルフの暑さ・熱中症対策として、ラウンド中の対策はもちろん重要ですが、ラウンド前の体調管理も大切です。気温が高い日のゴルフでは、無意識のうちに体力が奪われてしまいます。今回紹介する対策を組み合わせて、できる限りの暑さ対策を心がけましょう。
基本はやっぱり水分補給と塩分補給
暑さ対策の基本は水分補給による脱水症状の予防です。定期的な水分補給で体の熱を下げられるため、喉が渇いたと感じる前でも摂取することが大切になります。水・お茶・ジュース・コーヒーだけでなく、スポーツドリンクで定期的に水分補給をすることを心がけましょう。スポーツドリンクは、水分だけでなく汗で失われる電解質やクエン酸も補給できるため、熱中症の予防に効果的です。また、水分補給だけでは不十分なこともあるため、塩飴や塩タブレットなどで適度に塩分を補給することも忘れないようにしましょう。
ゴルフウェアでも熱中症対策
ゴルフで着用する冷感インナーや扇風機付きベストは、着用することで体全体を涼しく保てます。また冷感インナーやクールベストはひんやり心地良いだけでなく、吸汗速乾性があるものもあり、ラウンド中に汗をかいても快適に過ごせるでしょう。
意外と多い!ゴルフで使える暑さ対策グッズ
ゴルフ専用の暑さ対策グッズではなくても、一般的な暑さ対策グッズがラウンドの暑さ対策に効果的に使えます。特に瞬時に体を冷やせるグッズは、万が一の熱中症予防に便利です。
氷嚢(氷のう):さまざまな冷却グッズの中でも冷却効果が高く、熱中症対策に効果的です。頭や太い血管が通る首、脇の下に当てることで体温を迅速に下げられます。最近では、見た目にもおしゃれな氷嚢も増えているので、ゴルフグッズとしてもおすすめです。氷を持っていくのが大変な場合は、氷をもらうことが可能かどうかゴルフ場に確認しておくと良いでしょう。
冷感スプレー・冷感シート:氷嚢の氷を準備できないこともあるので、冷感スプレーや冷感シートは手軽に使用できる冷却グッズです。肌や服にスプレーしたり、シートを貼ったりすることで、瞬時に涼しさを感じられます。
ラウンド中にバテないような暑さ対策
ゴルフは、ハーフラウンドでも2時間程度、ワンラウンドであれば4時間半程度、屋外で過ごすスポーツです。夏の暑い時期に外で長時間過ごすことを考えると、暑さでバテて熱中症にならないように気をつけなければなりません。
食事を抜かない:体力を維持するためには食事をしっかり摂ることも大切です。ゴルフ当日の朝食は抜かず、ラウンド中にも栄養補給できるように、間食を準備しておくのもおすすめです。
アルコールを控える:ゴルフ場でアルコールを飲むのが習慣の人もいるでしょう。しかし暑い中でゴルフをして、利尿作用があるアルコールを飲むと、せっかく水分補給をしても、水分がどんどん出ていってしまいます。脱水症状で体力が奪われないよう、アルコールの飲みすぎには気をつけましょう。
ラウンド前日までの体調管理が盲点
体調を整える事も重要な熱中症対策のひとつです。
睡眠をしっかり取る:寝不足でのゴルフは体調の悪化を招きかねません。炎天下でのラウンドではどんどん体力が奪われていくので、ラウンドの前日はしっかり睡眠を取って体力を温存することをおすすめします。普段から不調がなく健康な人でも、寝不足というだけで熱中症のリスクが高くなってしまいます。
暑い夏でも快適に楽しめる!インドアゴルフ
夏のゴルフを楽しむためには、ここまで紹介したような暑さ対策・熱中症対策が必要です。しかしながら屋外ではなく、屋内であれば熱中症などを気にせず快適にゴルフを楽しむことができます。インドアゴルフであれば、エアコン完備のスタジオ内という快適な環境で、ストレスフリーなゴルフライフを楽しむことができます。
夏にインドアゴルフを利用するメリット
暑さ対策が不要:汗をかかず日焼けもしない、夏の暑さから逃れるためには最適な環境です。
雨や台風による悪天候の影響を受けない:せっかくの休日のゴルフの予定も悪天候に悩まされることもありません。雨や雷、台風によってクローズになるリスクなどの影響を受けずにゴルフができます。
アクセスしやすい:駅の近くなどにあることが多いインドアゴルフであれば、ゴルフ場までの移動方法を考えることも、レンタカーを借りることも必要ありません。
暑さ対策だけじゃない!一石二鳥のインドアゴルフ
真夏の暑さから逃れて、楽しみながらゴルフのテクニックを磨く方法として、インドアゴルフスクールは人気を集めています。
インドアゴルフ施設では、スイング解析やショットのトラッキングなど、技術向上に役立つテクノロジーが提供されていることがあります。リアルタイムのデータやフィードバックを活用して、効果的な練習が可能です。ティーチングプロやインストラクターから指導を受けることができるのも魅力でしょう。
これらのメリットを踏まえると、インドアゴルフを利用することは、暑さ対策とスキルアップンの両方を叶えられる一石二鳥的な施設であるといえます。
まとめ
熱い夏であっても楽しく安全にゴルフを楽しむためには、ここで紹介した暑さ対策・熱中症対策を心がけましょう。それに加えて、自分の体力や体調を過信し過ぎないことがとても重要です。違和感がある場合には休憩するなど、適切な対応をとることが大切になります。
インドアゴルフなら、暑さを気にすることなく、快適にゴルフを楽しむことが可能です。暑さ対策のひとつとして、インドアゴルフでゴルフ場とは異なるゴルフ体験をしてみてはいかがでしょうか。